資産性スコアランキング(2025年)
家を建てる土地の「将来資産価値が下落しにくいか」を、5つの公的データで偏差値化した複合スコアで評価します。 地価変動率(30%)、将来人口比率(25%)、社会増減・転入超過率(20%)、財政力指数(15%)、一人あたり所得(10%)を重み付け合成し、 偏差値50を全国平均、偏差値60以上を上位16%、偏差値65以上を上位7%として可視化しています。
資産性スコアの概要
- 評価対象市区町村
- 459 市区町村
- TOP100掲載
- 100 件
- 参照指標
- 5 指標
地価/人口/社会増減/財政/所得
出典: 国交省 地価公示 / 社人研 将来推計人口 / 住民基本台帳 / 総務省 地方財政状況調査2025年
資産性スコアとは
資産性スコアは、家を建てた後の土地・建物の資産価値が中長期で下落しにくいかを定量化した複合指標です。 不動産投資の世界では「キャピタルゲイン(値上がり益)が出やすいか」「将来売却・賃貸で流動性があるか」を見極める軸が必要ですが、 これらは単一の数値では捉えきれません。本DBでは、需要・供給・行政体力の3つの観点から5指標を重み付け合成しています。
重み配分と指標の意味
- 地価変動率(30%): 直近の地価上昇/下落率。最も直接的な資産性の指標
- 将来人口比率(25%): 2050年推計人口÷現在人口。住宅需要の中長期見通し
- 社会増減(20%): 転入−転出の人口純増。実需の動向
- 財政力指数(15%): 自治体の財政力(1.0以上は黒字基調)。インフラ・教育投資の継続力
- 一人あたり所得(10%): 住民の購買力。地価の下支え要因
これら5指標の偏差値を合成し、各市区町村の資産性スコアを算出しています。
資産性スコア TOP30
偏差値50が全国平均、偏差値60以上が上位16%、65以上は上位7%、70以上は上位2%の目安です。
TOP15 棒グラフ(資産性スコア偏差値)
| 順位 | 市区町村 | 資産性 |
|---|---|---|
| 1 | 北海道 江別市 | 69.6 |
| 2 | 愛知県 名古屋市中区 | 68.8 |
| 3 | 北海道 札幌市中央区 | 67.9 |
| 4 | 福岡県 福岡市中央区 | 66.7 |
| 5 | 北海道 札幌市手稲区 | 66.4 |
| 6 | 福岡県 福岡市博多区 | 66.1 |
| 7 | 東京都 港区 | 66.0 |
| 8 | 大阪府 大阪市中央区 | 65.9 |
| 9 | 埼玉県 さいたま市大宮区 | 65.3 |
| 10 | 千葉県 浦安市 | 65.3 |
| 11 | 千葉県 流山市 | 65.2 |
| 12 | 北海道 札幌市西区 | 65.2 |
| 13 | 千葉県 印西市 | 65.0 |
| 14 | 北海道 札幌市東区 | 63.3 |
| 15 | 東京都 台東区 | 63.0 |
| 16 | 大阪府 大阪市西区 | 62.7 |
| 17 | 福岡県 福岡市東区 | 62.5 |
| 18 | 北海道 札幌市北区 | 62.5 |
| 19 | 福岡県 福岡市 | 62.2 |
| 20 | 大阪府 大阪市北区 | 62.0 |
| 21 | 北海道 札幌市 | 62.0 |
| 22 | 東京都 武蔵野市 | 61.9 |
| 23 | 埼玉県 戸田市 | 61.7 |
| 24 | 北海道 札幌市清田区 | 61.7 |
| 25 | 大阪府 大阪市浪速区 | 61.6 |
| 26 | 北海道 札幌市豊平区 | 61.6 |
| 27 | 東京都 調布市 | 61.5 |
| 28 | 東京都 中央区 | 61.4 |
| 29 | 東京都 千代田区 | 61.1 |
| 30 | 神奈川県 横浜市西区 | 61.1 |
資産性スコアの活用ポイント
「家を建てる場所」と「投資物件選び」の中間軸
家を建てる場所選びでは住み心地(子育て・通勤・防災)が中心軸になりますが、人生最大の資産形成という視点で「将来の売却・賃貸時に値段がつくか」も同時に重要です。 資産性スコアは住み心地と投資視点の中間に位置し、ライフイベントの変化(転勤・離婚・相続)で売却が必要になったときの安心材料になります。
スコア65以上は上位7%、70以上は上位2%
偏差値65以上の市区町村は全国の上位7%にあたり、5つの資産性指標すべてで全国平均を上回るエリアです。 偏差値70以上は上位2%で、東京23区中心部・大都市圏の中心市区など、需要・供給・行政体力のすべてが整った稀少エリアになります。
地方都市の高スコアエリアに注目
大都市圏以外でも、地方中核市の中心部や政令指定都市の駅近エリアは高い資産性スコアを示すことがあります。 地価そのものは大都市より安いものの、財政力・人口維持・社会増減で評価されると、家を建てる予算と資産性のバランスが取りやすい候補地になります。
資産性スコアと他のランキングの違い
家づくりナビで提供する複数のランキングは、それぞれ評価軸が異なります。資産性スコアは将来資産価値、住みやすさは生活の質、地価トレンドは直近の値動きにフォーカスしています。
- 住みやすさランキング 資産性プロファイル — 同じ5指標を住みやすさシステムの偏差値テーブルで確認(人口・選ばれ度などとの併記)
- 住みやすさランキング ハブ — 子育て・教育・医療・職住近接などライフスタイル重視の他プロファイル
- 地価トレンド・将来性 — 直近の地価変動と人口動態
- 成長エリアランキング — 成長性プロファイル全般
- 地価公示データベース — 個別ポイント単位の地価データ
注意事項
資産性スコアは現時点の公的データを基にした統計的な指標であり、特定の市区町村・物件の将来資産価値を保証するものではありません。 実際の不動産価格は、立地(駅距離・道路状況・周辺環境)、物件状態、市場動向、金利環境など多くの要因で変動します。 投資判断には、本スコアに加えて現地視察・宅地建物取引業者への相談・不動産鑑定士の査定など複合的な情報収集を推奨します。