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外構・エクステリア /

外構照明・屋外照明・外観照明の費用相場|1灯1〜15万円の種類別単価・外構電気工事費・電気代と防犯灯ポール配置

外構照明の費用は、照明の種類と設置工事の内容によって1灯あたり1万〜15万円と幅があります。ポール灯を玄関アプローチに2本立てるだけなら10万円前後ですが、スポットライトやフットライトを組み合わせて庭全体を演出するとなれば30万〜60万円かかることも珍しくありません。外構工事全体の予算配分のなかで照明は後回しにされがちですが、防犯性・安全性・夜間の外観を左右する重要な要素です。この記事では、外構照明の種類ごとの費用相場、光源の比較、年間電気代の目安、防犯効果を高める配置のコツまで整理します。

外構照明の種類と用途

外構に使われる照明は大きく5種類に分かれ、設置場所や目的に応じて使い分けます。

ポール灯は地面に柱を立てて高い位置から周囲を照らすタイプです。玄関アプローチや駐車場のメイン照明として使われ、広い範囲を明るくできます。高さ60cm〜150cmが一般的で、高いほど照射範囲が広がりますが、風圧や倒壊への配慮が必要です。

スポットライトは特定の対象を狙って照射する照明です。シンボルツリーや外壁、門柱を下から照らして陰影をつくる「ライトアップ照明」として使われることが多く、夜の外構にアクセントを加えます。角度調整ができるため、植栽の成長に合わせて照射方向を変えられるのも利点です。

フットライト(足元灯)は、アプローチや階段の足元を照らす小型照明です。歩行時のつまずき防止が主な目的で、光量は控えめ。壁面やステップの蹴込みに埋め込むタイプが主流です。

埋込照明(グランドライト)は、地面にフラットに埋め込む照明です。アプローチの両脇や花壇のふちに設置し、地面から上方に光を放ちます。昼間は目立たず、夜になると光の列が浮かび上がるのが特徴です。耐荷重性能のある製品なら駐車場にも設置できます。

ソーラーライトは太陽光で充電して自動点灯するタイプです。配線工事が不要なため設置費用が安く、電気代もかかりません。ただし光量は有線タイプより弱く、日照が少ない日は点灯時間が短くなります。

種類別の設置費用一覧

外構照明の費用は「器具代 + 設置工事費 + 配線工事費」で構成されます。配線工事は既存の電源から照明までの距離で変動しますが、ここでは標準的な条件(電源から10m以内)での目安を示します。

種類器具代(1灯)設置工事費(1灯)合計目安(1灯)主な設置場所
ポール灯(LED)2万〜8万円1.5万〜3万円3.5万〜11万円玄関アプローチ、駐車場
スポットライト1万〜4万円1万〜2.5万円2万〜6.5万円シンボルツリー、外壁
フットライト8,000円〜2万円8,000円〜1.5万円1.6万〜3.5万円階段、アプローチ壁面
埋込照明1.5万〜4万円1.5万〜3万円3万〜7万円アプローチ路面、花壇
ソーラーライト(杭差し)1,000円〜5,000円0円(DIY設置可)1,000円〜5,000円花壇、ガーデン通路
ソーラーライト(壁付け)3,000円〜1.5万円0〜5,000円3,000円〜2万円門柱、フェンス

配線工事はまとめて行うほうが効率的です。ポール灯2本とフットライト4灯を同時に設置する場合、個別に工事するより配線をまとめられるため、配線工事費が1割〜2割程度安くなることがあります。新築時であれば基礎工事のタイミングで配管を埋設しておくと、後から施工するより費用を抑えられます。

外構費用全体のなかでの予算配分を検討するなら外構工事の見積もり比較ポイントが参考になります。

ローボルト12V vs 100V の電圧別 工事費・DIY可否

外構照明の電源は「100V照明(家庭用コンセントと同じ電圧)」と「ローボルト12V照明(DC変換した低電圧)」の2種類があります。電圧によって工事費・DIY可否・安全性が大きく変わるため、設置前に把握しておく必要があります。

項目100V照明ローボルト12V照明
電源家庭用コンセント直結トランスでAC100V→DC12Vに変換
工事区分電気工事士の有資格者必須一次側のトランス接続のみ有資格者・二次側は無資格者可
DIY可否不可(電気工事士法違反)二次側の配線・器具設置はDIY可能
工事費(1箇所)1.5万〜4万円0.8万〜2万円(二次側はDIYで圧縮可)
配線材料VVF/CVケーブル屋外用 低圧ケーブル
光量強い(300〜1,500ルーメン)中程度(100〜500ルーメン)
安全性漏電・感電リスクあり、防水処理必須12Vのため感電リスク低、雨天施工も比較的安全

100V照明は防犯灯・ポール灯・ライトアップ等の高出力用途に適しています。ローボルト12V照明はガーデンライト・フットライト・装飾用のスポットライトなど、装飾性と安全性を優先する用途に向いています。

施主自身で器具を増設したい場合は、最初からローボルト12V前提で配線設計しておくと、後付けや配置変更が容易です。100V系の追加工事は必ず電気工事士に依頼してください(電気工事士法違反の罰則は3万円以下の罰金または懲役)。

外構電気工事費の1箇所単価と配線埋設距離別費用

外構照明の費用は「器具代」と「電気工事費」の合計です。電気工事費は1箇所あたりの単価と、母屋から照明設置場所までの配線距離で変動します。

1箇所あたりの工事単価

工事項目1箇所単価内容
屋外コンセント新設1.5万〜3万円家屋外壁にコンセント設置、漏電遮断器付き
照明用支柱(ポール)立込2万〜5万円基礎工事込み、高さ1.5〜2.5m
配線材料(10m単位)0.5万〜1.2万円VVFまたは屋外用ケーブル、地中埋設用は単価高
配線埋設工事0.3万〜0.8万円/m掘削深さ30〜60cm、サヤ管保護込み
トランス設置(ローボルト12V用)1万〜3万円100V→12V変換器、防雨型
ブレーカー増設1.5万〜4万円分電盤の容量増、専用回路新設

配線埋設距離別の費用目安

母屋から照明設置場所までの埋設距離が長いほど、配線材料費と掘削費が増えます。

埋設距離配線材料費掘削・埋設費小計
5m以内(玄関アプローチ程度)0.3万〜0.6万円1.5万〜4万円約2万〜4.5万円
10m(庭のスポットライトまで)0.5万〜1.2万円3万〜8万円約4万〜9万円
20m(駐車場・庭奥のライトアップ)1万〜2.5万円6万〜16万円約7万〜18万円
30m以上(広い敷地・道路沿い)1.5万〜4万円10万〜25万円約12万〜28万円

掘削が困難な場所(コンクリートやインターロッキング下)では、はつり工事や復旧工事が別途5万〜15万円かかります。設計段階で配線ルートを決めておくと工事費の上振れを防げます。

LED・ソーラー・ハロゲンの光源比較

外構照明に使われる光源は、LED・ソーラー(LED内蔵)・ハロゲンの3種類が中心です。現在の新設工事ではLEDがほぼ標準になっていますが、既存のハロゲン照明からの切り替えを検討する場合もあるため、それぞれの特性を整理します。

項目LEDソーラー(LED内蔵)ハロゲン
器具単価1万〜8万円1,000円〜1.5万円5,000円〜3万円
消費電力(1灯)3〜15W0W(太陽光充電)20〜75W
寿命約40,000時間約20,000〜30,000時間約2,000〜3,000時間
光量300〜1,500ルーメン50〜300ルーメン300〜1,200ルーメン
電気代(年間・1灯)約300〜1,500円0円約2,000〜7,500円
配線工事必要不要必要
色温度の選択肢電球色〜昼白色電球色が多い電球色のみ

LEDの圧倒的な優位は「寿命」と「ランニングコスト」です。ハロゲンは2,000〜3,000時間で球切れするため年に1〜2回の交換が必要ですが、LEDなら毎日8時間点灯しても約13年持つ計算になります。球交換の費用と手間を含めると、LED化の初期投資は数年で元が取れます。

ソーラーライトは配線不要で設置費用が極端に安い反面、光量が弱いのが弱点です。防犯目的で十分な明るさが必要な場所には向きません。花壇やガーデン通路の装飾目的、あるいは配線が引きにくい場所の補助照明として割り切って使うのが適しています。

配置パターン別の費用シミュレーション

実際に多い外構照明の組み合わせパターンごとの費用感を示します。いずれもLED照明、新築同時施工の条件です。

パターン照明の内訳費用目安(器具+工事+配線)
最小構成ポール灯1本 + フットライト2灯7万〜18万円
標準構成ポール灯2本 + スポット2灯 + フットライト4灯20万〜45万円
充実構成ポール灯2本 + スポット4灯 + フットライト6灯 + 埋込2灯35万〜70万円
ソーラー限定ソーラーポール灯2本 + ソーラー壁付け4灯1万〜5万円

最小構成でも玄関アプローチの安全確保は十分に可能です。ポール灯1本で玄関前を照らし、階段部分にフットライトを配置すれば、夜間の出入りで足元が見えなくなることは防げます。

充実構成はシンボルツリーのライトアップや駐車場の照射も含むため、外構全体が夜間も美しく見えます。ただし灯数が増えるほど配線工事が複雑になり、トランスの容量やブレーカーの増設が必要になるケースもあります。

外構のデザインを考えるうえでは外構・エクステリアのデザイン設計も参考にしてください。照明は仕上げの段階で検討されがちですが、デザイン全体の構想のなかで配置を決めると統一感が出ます。

年間電気代の目安

外構照明の電気代は灯数と点灯時間で決まります。LED照明を前提に、毎日平均8時間点灯した場合の年間電気代を試算します(電力単価は31円/kWhで計算)。

灯数1灯あたりの消費電力年間電気代の目安
3灯(最小構成)平均7W約1,900円
8灯(標準構成)平均7W約5,100円
14灯(充実構成)平均7W約8,900円

LED化されていれば、14灯の充実構成でも年間電気代は1万円以下に収まります。外構照明の電気代が家計を圧迫するケースはほぼありません。

電気代をさらに抑えたい場合は、人感センサー付き照明やタイマー制御を導入する方法があります。常時点灯ではなく、人が近づいたときだけ点灯するセンサー式にすると、実際の点灯時間は半分以下に減ります。年間電気代は半額近くまで下がる計算です。

タイマー制御は、季節に応じて点灯・消灯時刻を設定できるため、夏場は日が長い分だけ点灯時間を短縮できます。スマートフォン連携型のコントローラーを使えば、外出先から点灯パターンを変更できる製品もあります。

防犯効果を高める配置のコツ

外構照明は美観だけでなく、防犯対策としても有効です。警察庁の住宅防犯ガイドラインでも、夜間の照明による見通しの確保が侵入犯罪の抑止に効果があるとされています。防犯の観点から押さえておきたい配置のポイントを解説します。

玄関まわりは常時点灯が基本です。玄関ドアの両脇または真上にブラケットライトを配置し、来訪者の顔が確認できる明るさを確保します。ポール灯をアプローチに立てる場合は、門扉から玄関ドアまでの動線上に影ができないよう間隔を調整してください。

建物の側面や裏手にはセンサーライトが効果的です。常時点灯する必要はないものの、人の動きを検知して自動点灯する照明があるだけで、侵入者には「監視されている」という心理的抑止になります。センサーライトは1灯5,000円〜2万円程度で設置できるため、費用対効果が高い防犯対策です。

駐車場は車上荒らし対策として照明の優先度が高い場所です。ポール灯やウォールライトで駐車スペース全体が照らされるように配置します。防犯カメラと併用する場合は、カメラの画角と照明の照射範囲を合わせることで映像の鮮明度が上がります。

庭や敷地の外周部は、低い位置のフットライトや埋込照明で「敷地内に人がいたら気づける」程度の明るさを確保します。過度に明るくする必要はなく、暗がりをなくすことが目的です。植栽の陰に死角ができやすいため、植木の配置と照明の配置はセットで考えてください。

駐車場の外構設計については駐車場の外構設計とコストで詳しく解説しています。

照明計画で失敗しやすいポイント

外構照明は設置後に「もっとこうすればよかった」と感じやすい工事です。事前に把握しておくことで回避しやすくなるポイントを整理します。

灯数の過不足は最も多い失敗です。施工図面上では十分に見えても、実際に夜になると暗い場所が残ることがあります。逆に、灯数を増やしすぎて近隣にまで光が届き、光害トラブルになるケースもあります。設計段階で夜間の現地確認が難しい場合は、施工業者に照度シミュレーションを依頼してください。

まぶしさ(グレア)の問題も見落としがちです。スポットライトの角度が合っていないと、リビングの窓に光が入り込んだり、道路を歩く人の目に直接光が当たったりします。照射角度は施工時に微調整できるため、試験点灯をしてから固定を依頼するのがよいでしょう。

配線の引き回しは後から変更しにくい部分です。新築時に「とりあえず玄関だけ」と配管を最小限にしてしまうと、数年後に庭にスポットライトを追加したくなった際に、地面を掘り返して配管を引き直す工事が必要になります。将来の増設を見越して、庭の主要な場所まで空配管を通しておくと安心です。空配管の追加費用は1本あたり5,000円〜1.5万円程度で、後から掘削するのに比べれば格段に安く済みます。

メンテナンスと交換費用

LED照明は寿命が長いとはいえ、外構の過酷な環境(雨風・紫外線・温度変化)にさらされるため、器具本体の劣化も考慮が必要です。

LED素子の寿命は約40,000時間ですが、器具本体(灯具・ケーブル・コネクタ)の劣化は環境によって変わります。一般的には10〜15年でパッキンの劣化による浸水やコネクタの接触不良が発生しやすくなります。器具の交換費用は1灯あたり1万〜5万円程度(器具代+交換工事費)です。

ソーラーライトは内蔵バッテリーが2〜3年で劣化し、点灯時間が短くなります。バッテリー交換ができる製品であれば1個1,000〜3,000円程度で済みますが、一体型で交換できない製品は本体ごと買い替えになります。購入時にバッテリー交換の可否を確認しておくのが経済的です。

定期的な清掃も重要です。埋込照明は泥や落ち葉がカバーに堆積すると光量が落ちます。年に2〜3回、カバー表面を拭くだけでも明るさを維持できます。

外構照明の修理・球切れ・故障時の費用とDIY対応範囲

新設工事だけでなく、設置後10年以上経過した外構照明の修理・交換コストも家計を圧迫しやすい項目です。症状別の修理費用と、施主がDIYで対応できる範囲を整理します。

症状別の修理費用目安

症状主な原因修理費用目安DIY可否
球切れ(白熱球・蛍光灯)寿命到達球代1,000〜3,000円+作業費0〜5,000円100Vは電気工事士、ローボルト12Vは可
LED点灯せずLED素子寿命・電源不良器具交換 1.5万〜5万円100Vは不可、12Vは器具のみ交換可
ちらつき・暗くなるLEDドライバー劣化器具交換 1.5万〜5万円同上
センサー動作不良センサー部品劣化1万〜3万円(センサーユニット交換)一体型は本体ごと交換
配線の漏電・接触不良コネクタ劣化・防水処理破損1.5万〜5万円(部分配線やり替え)不可(電気工事士必須)
ポール本体の腐食・倒壊経年劣化・サビ5万〜15万円(ポール建て替え)不可
配線地中埋設部の断線地盤沈下・施工不良5万〜20万円(掘削・配線やり替え)不可

球切れ程度なら数千円で済みますが、LED器具の寿命到達による交換は1灯あたり1.5万〜5万円かかります。LED器具は素子・ドライバー・筐体が一体化していることが多く、部品交換ではなく器具ごとの交換が一般的です。

施主がDIYで対応できる範囲

外構照明のDIYは、感電・漏電リスクを避けるため範囲を限定する必要があります。

ローボルト12V照明はトランスより先(二次側)はDC12Vのため感電リスクが低く、施主による設置・移設・器具交換が可能です。後付けで照明を増やしたい場合は、設計段階からローボルト12V前提にしておくと、将来のDIY対応の幅が広がります。

修理 vs 全面リフォームの判断軸

設置から10年を超えた外構照明は、個別修理を繰り返すよりも全面リフォームの方が長期コストで有利になるケースがあります。判断軸は以下の3点です。

築15年以上の外構で既設配線に劣化が見られる場合、配線を残して器具だけ交換しても、数年後に配線側のトラブルが発生して再工事が必要になることが多くなります。配線含めた全面リフォームの総額(30〜80万円)と、5年間の個別修理累計(15〜40万円)を比較した上で、長期視点で判断することを勧めます。

防犯灯ポールと自治体助成制度

道路に面した宅地で、近隣の通学路・避難路の照度確保に協力するかたちで防犯灯ポールを設置する場合、自治体から設置助成金や電気代補助を受けられることがあります。

主要自治体の防犯灯助成

自治体制度名助成内容
多くの市区町村防犯灯設置補助設置費の1/2〜全額(上限3万〜10万円)
町内会経由の設置共同設置助成設置費の80〜100%、町会の管理が条件
横浜市・名古屋市等LED防犯灯切替助成既設の蛍光灯防犯灯をLED化する費用補助
自治体の電気代補助防犯灯電気料金補助月100〜300円/灯、年1,200〜3,600円相当

助成対象になる条件として、設置場所(私道ではなく公道に面した位置)、照射方向(道路を照らす向き)、町内会・自治会の同意などが求められるケースが一般的です。住宅敷地内のみを照らす照明は対象外になることが多いため、申請前に自治体の防犯安全課で要件を確認してください。

申請手順の標準的な流れ

防犯灯助成の申請は、おおむね以下の流れで進みます。

  1. 自治体の防犯安全課または地域防犯協会への事前相談
  2. 設置場所の写真・配置図・照明仕様書の準備
  3. 町内会・自治会の同意書取得(共同設置型の場合)
  4. 助成金交付申請書の提出
  5. 交付決定通知の受領後に着工
  6. 完了報告と助成金の振込

事前相談から助成金振込まで2〜4ヶ月程度を見込んでおくと安全です。

新築時 vs 後付けリフォームの費用差と工程の違い

外構照明は、新築時に外構工事と一体で設置するか、住宅完成後にリフォームとして後付けするかで、費用と工事内容が変わります。検討タイミングによる選択肢を整理します。

費用差の構造

項目新築時の同時施工後付けリフォーム
配線工事外構造成と同時に埋設、追加掘削費なし既存外構を一部解体・再施工が必要
配線工事費 (10m)1.5-3万円 (基礎工事と一体)3-8万円 (アスファルト・タイル復旧費含む)
器具設置費 (1灯)1.5-5万円1.5-5万円 (新築と同水準)
電源工事屋外コンセント新設費を1ヶ所5,000円〜屋外コンセント新設費1.5-3万円 (壁穿孔込み)
配線距離による追加直線埋設で済む既存舗装を迂回するため距離増加
一灯あたり総額2-6万円程度3-9万円程度 (1.5倍前後)

最大の費用差は配線工事にあり、新築時は外構造成と同時に配線を埋設できるため復旧費がかかりません。後付けでは既存の駐車場・アプローチを一部解体して配線埋設し、表層を復旧する必要があるため、施工費が1.5倍前後に膨らみます。

工程の違い

項目新築時後付けリフォーム
工期外構工事に含まれ追加日数なし灯数次第で2-5日
工事への影響既存住宅への影響なし既存舗装の解体音・工事車両進入
配線経路の自由度高い (どこでも埋設可能)低い (既存舗装・植栽を避ける必要あり)
試運転・調整完成時に一括段階的に試運転、調整に時間

新築時に配線経路の最適化と灯数計画を行えば、後付けで追加するときも既存配線を活かせる場合があります。新築時に「将来追加するかもしれない場所」へ予備の配線管 (CD管) だけ通しておくと、後付け工事のコストを大幅に下げられます。

どちらを選ぶかの判断軸

状況推奨タイミング
新築計画中・外構未着工新築時の同時施工 (費用最小・自由度最大)
新築完成済・外構1年以内後付けでも費用差は小さい (舗装が新しく傷つけにくい)
新築完成済・5年以上経過既存外構の劣化具合次第で全面リフォーム検討
防犯需要が緊急ソーラーライト先行設置 + 本工事は後日

新築時に配線インフラだけ整えて器具は後日選ぶ「先行配線方式」も有効です。配線材料費 (CD管・ボックス) を初期に5-10万円かけておくと、後年の追加工事費を半分以下に抑えられる場合があります。

外構工事全般のタイミング判断は外構工事のタイミングで整理しています。

外構照明の工事を依頼する際の注意点

外構照明の工事は外構業者に一括で依頼するのが一般的ですが、電気配線工事は電気工事士の資格が必要です。外構業者が自社に電気工事士を抱えていない場合は、電気工事を外注するため中間マージンが発生します。見積もり段階で「電気工事は自社施工か外注か」を確認してください。

照明器具のメーカーと施工業者が異なる場合、保証の適用範囲がわかりにくくなることがあります。器具の初期不良はメーカー保証、施工不良は施工業者の保証という切り分けになるため、施工後の不具合発生時にたらい回しにならないよう、責任範囲を書面で確認しておくのが安全です。

外構フェンスの設置も照明と同時に検討されることが多い工事です。外構フェンスの費用相場で素材別・高さ別の単価を確認できます。

外構照明は灯数・種類・配線経路の組み合わせで費用が大きく変わるため、施工業者によって見積もり金額に差が出やすい工事です。外構・エクステリアの一括見積もりサービスで複数の業者から無料でプランと見積もりを受け取り、照明計画の提案内容を比較してみてください。2社以上を比較することで、費用の妥当性が判断しやすくなります。

よくある質問

外構照明の費用は1灯あたりいくらですか? 種類によって異なりますが、LED照明の場合、フットライトで1灯1.6万〜3.5万円、スポットライトで2万〜6.5万円、ポール灯で3.5万〜11万円が目安です(器具代+設置工事費+配線工事費込み)。ソーラーライトは配線不要のため1灯1,000円〜2万円程度で設置できますが、光量がLEDの有線タイプより弱くなります。
外構照明の年間電気代はどのくらいですか? LED照明を毎日8時間点灯した場合、3灯の最小構成で年間約1,900円、8灯の標準構成で約5,100円、14灯の充実構成でも約8,900円程度です。人感センサーやタイマー制御を併用すると、さらに半額近くまで抑えられます。
ソーラーライトだけで外構照明は足りますか? 花壇やガーデン通路の装飾照明としては十分ですが、防犯目的の玄関まわりや駐車場の照明としては光量が不足します。ソーラーライトは日照が少ない日に点灯時間が短くなるため、安全性が求められる場所にはLEDの有線照明を設置し、補助的にソーラーを使い分けるのが現実的な運用です。
外構の電気工事費は1箇所いくらですか? 1箇所あたりの単価は、屋外コンセント新設で1.5万〜3万円、照明用ポール立込で2万〜5万円、配線埋設工事で0.3万〜0.8万円/m、トランス設置(ローボルト用)で1万〜3万円が目安です。母屋から照明設置場所までの埋設距離が長いほど配線材料費と掘削費が増え、5m以内で約2万〜4.5万円、10mで約4万〜9万円、20mで約7万〜18万円が現実的なレンジです。コンクリートやインターロッキング下の掘削は別途5万〜15万円の復旧工事費がかかります。
ガーデンライトの配線埋設費用はいくらですか? ガーデンライトの配線埋設費用は、配線材料費と掘削・埋設費の合計で見ます。配線距離10mで約4万〜9万円、20mで約7万〜18万円が目安です。掘削深さ30〜60cmでサヤ管保護を入れる施工が標準で、地中埋設用のケーブル(CV/CVT・屋外低圧用)を使います。庭の主要な場所まで空配管を先に通しておくと、後から照明を追加する際の費用を大幅に圧縮できます(空配管追加費用は1本5,000円〜1.5万円)。
ローボルト12V照明と100V照明はどちらを選ぶべきですか? ガーデンライト・フットライト・装飾用スポットライトなど安全性と装飾性を優先する用途はローボルト12V照明が適しています。トランス(AC100V→DC12V変換)を介すため感電リスクが低く、二次側の配線はDIY可能で後付け・配置変更が容易です。一方、防犯灯・ポール灯・高出力ライトアップなど強い光量が必要な用途は100V照明が必要で、電気工事士の有資格者による施工が必須です。100V照明のDIY施工は電気工事士法違反で罰則対象となるため避けてください。
防犯灯ポールに自治体助成は使えますか? 道路に面した宅地で通学路・避難路の照度確保に協力するかたちで防犯灯ポールを設置する場合、多くの市区町村で設置費の1/2〜全額(上限3万〜10万円)の助成があります。町内会・自治会経由の共同設置なら80〜100%補助のケースも一般的で、月100〜300円/灯の電気代補助制度もあります。助成対象は公道に面した位置・道路を照らす向き・町内会の同意などが条件で、住宅敷地内のみを照らす照明は対象外になることが多いです。事前に自治体の防犯安全課で要件を確認してください。
新築時と後付け、どちらが照明工事は安くなりますか? 新築時の同時施工のほうが安くなります。外構工事の基礎施工と同時に配管を埋設できるため、地面の掘削費用を抑えられます。後付けの場合は完成した外構を一部掘り返す必要があり、配線工事費が1.5〜2倍になることがあります。すぐに照明を設置しなくても、新築時に空配管だけ通しておくと将来の増設が容易です。

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